カンヌ映画祭

soga2004-02-01

で、理由ふたつめ。
彼女にやめてと言われたから。・・・ウソです。

・スロットの出玉規制の問題。
スロットにはいろいろな規制があります。リールの絵柄の種類の個数、絵柄の大きさ、出玉の上限下限、などなど。ところで、昨年の検定取り消し処分を受けた「ミリオンゴッド」という機種を覚えているでしょうか?
メーカーが開発したスロット機が各ホールに出まわるためには「保電協」というとこの検定を受けて、合格すると得られる認定証が必要になります。試験は上記のような規制がちゃんと守られているかどうか。出玉の性能を検査するにはシミュレーションを行うそうですが、そこに落とし穴がありました。
試験では、「一番機械割が高くでる押し順一通りをメーカー側に申請してもらい、その手順でのみ、1万7000回転(正確には忘れた)くらいのデータを元に検査をする」という事らしいのですが、このミリオンゴッドという機種を開発したメーカーは、その押し順を「逆押し」(右、中、左)として申請。
確かに安定して機械割が一番高くなるのは逆押しで間違ってないそうです。ただ、実際に逆押しすると液晶画面に「ボタンを押す順番が違います!!」という警告メッセージが大きくでます。
ミリオンゴッドはCタイプのAT機。通常時は順押し(左、中、右)で消化して、AT突入を待つ。この間はコインがものすごい勢いで無くなっていくが、一度ATに突入すれば、押し順を液晶でナビしてくれてコインがどんどん増えていくというもの。負けもでかいが、勝ちもでかいものになる。検査に申請した「逆押し」は大負け、大勝ちは無いけれども、機械割が55%〜120%に安定して収まるような仕組みというわけ。
要するに、保電協のずさんな検査方法のスキマを掻い潜って世の中に登場したのだ。それを後になって、アレは出玉が激しすぎるので検定取り消し、と一方的に言われても、普段温厚な僧我大明神も怒りますよ。いや別にミリオンゴッドに深い思い入れがあったわけじゃないんですがね、ホール、客の気持ちも考えてもらいたいもんですね。

で、またしても今度、スロットに新たなる規制の話が持ち上がってきまして、著しく射幸心を煽るとかどうとかで、短時間での出玉の規制、一回のボーナスでの獲得枚数の上限の引き下げ、さらにはストック機能の禁止などなど・・・。これらがいつから施行されるかはわかりませんが、上の規制を受けてこれから開発される機種はそれらを睨んだものになるとは考えられます。
ここ数年、スロットの設置台数はどんどん数を伸ばしているらしいですが、今回の規定改正案はどうなのでしょうか、スロットの楽しさを損なう事にはつながらないと思いますが、スロで生計を立てている人達にしてみれば相当な痛手になると思います。


スロプロが居なくなったら

店の利益が増す(少々だろうけど)

一般客に還元できる割合が増える

スロットが安心してできる娯楽になり客が増える

さらに店の利益が増える

店舗拡大

アドリブ店長登場

業界繁栄

ギャンブル帝国・日本誕生
この最終形を目指し、まずは私が先陣を切ってスロを辞めることにしました。以上、長々とお付き合いありがとうございました。