人望という名の魚群

ここらで漫画の話でもしましょうかねぇ。
「なにかオススメの漫画ある?」と聞かれたら、最近は間違いなくこう答えることにしてます。
「最強伝説 黒沢」
 
作者はアカギやカイジでおなじみの福本伸行。どうこう言う前にまず、読んでもらいたいと思います。特に一巻を。出だしを間単に、、、
物語は、主人公・黒沢さんが唐突に気が付いてしまうところから始まります。「感動など無い!」と。長年、工事現場の仕事を平々凡々とやって来た黒沢さんは、日々の単調さに嫌気がさしています。
どんどん歳だけとっていく中年独身男性、仕事が終わったら一人で居酒屋で飯。休みの日は特にすることも無く、ただ家で寝てるだけ。題名とは裏腹にどうしようもないダメっぷり。
そんな黒沢さんが一念発起して、せてめ仕事の仲間からは認められたい、人望が欲しい、と言い出します。
 
ここから繰り広げられる黒沢さんの一挙手一投足が、なんとも哀愁誘っております。アジフライの件、最高です。
是非、読んでください。